「デアンザカレッジの偏差値はどれくらい?」「難易度は高い?」というご質問を、公式出願窓口としてよくいただきます。結論から言うと、アメリカのコミュニティカレッジに日本の偏差値にあたる指標はありません。難易度がかかるのは入学時ではなく、カリフォルニア大学(UC)などへ編入するときです。このページでは、入学条件と編入の実データを公式情報にもとづいて整理します。
デアンザカレッジもフットヒルカレッジも、カリフォルニア州の公立コミュニティカレッジです。コミュニティカレッジは原則としてオープンアドミッション(門戸開放)で、入学試験も合否判定もありません。高校卒業程度の学歴・年齢・英語力・学費支払い能力という出願要件を満たしていれば、入学許可(I-20)が発行されます。
そのため「偏差値◯◯」「合格率◯%」といった数字は、コミュニティカレッジには存在しません。日本語の留学サイトで見かける偏差値表記は、推定値か、編入先の4年制大学の数字を指していることがほとんどです。
では難易度がまったくないのかというと、そうではありません。デアンザカレッジの本当の難易度は「出るとき」=4年制大学への編入にあります。詳しくは後半で実データをご覧ください。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 年齢 | 入学日時点で18歳以上(16〜17歳は条件付きで出願可) |
| 学歴 | 高校卒業または同等の学歴。最終学歴の成績証明書(英文)が必要 |
| 英語力 | TOEFL iBT 61 など(下表のいずれか) |
| 財政証明 | US$27,189 以上の英文残高証明 |
| 出願料 | US$75(返金不可) |
| その他 | パスポートのコピー、米国内の語学学校在籍者は在籍証明 |
財政証明の $27,189 は、デアンザカレッジが I-20 発行のために求めている1年分の最低証明額です。内訳は授業料・諸費用 $10,224、医療保険 $1,665、書籍代 $1,500、住居費 $10,300(10か月)、食費・雑費 $3,500。親族宅に滞在する場合でも、この全額の証明が求められます。金額の詳細は学費(授業料)のページをご覧ください。
デアンザカレッジは編入に強いカレッジで、編入要件を満たせる水準から逆算して英語要件が設定されています。次のいずれかを満たせば、本科に直接出願できます。
| 英語試験 | 必要スコア |
|---|---|
| TOEFL iBT | 61 |
| TOEFL バンドスコア(2026年1月以降) | 3.5 |
| IELTS / IELTS Indicator | 5.5 |
| Duolingo English Test | 95 |
| 実用英語技能検定(英検) | 2級A |
スコアが足りない場合は、提携している私立語学学校で規定レベルを修了するルートがあります。カレッジ側もこのパッケージを推奨しています。
| 語学学校 | 必要レベル |
|---|---|
| EC USA | Upper Intermediate / B-2 |
| ELS | レベル 109 |
| Kaplan | Higher Intermediate |
要件ギリギリで入学すると、1学期目の成績(GPA)が伸びにくく、編入で不利になります。UCバークレーやUCLAを目標にする場合は、余裕をもって語学学校を経由する選択も現実的です。
デアンザカレッジの難易度を測るなら、見るべきは編入の実績と合格率です。UCLAが公表している2025年秋入学の編入プロファイルによると、デアンザカレッジからの出願者は1,126人、合格率は22%、合格者のGPAは3.84〜4.00(25〜75パーセンタイル)でした。ほぼオールAに近い成績が求められる水準です。
一方で、編入先はUCLAだけではありません。デアンザカレッジ全体では、2023〜2024年度に2,307人が4年制大学へ編入しています。
| 編入先 | 2023〜2024年度の編入者数 |
|---|---|
| カリフォルニア大学(UC)合計 | 880人 |
| UC バークレー | 177人 |
| UC デービス | 167人 |
| UC サンディエゴ | 156人 |
| UCLA | 92人 |
| カリフォルニア州立大学(CSU)合計 | 1,278人 |
| サンノゼ州立大学 | 868人 |
| 州内私立・州外の大学 | 149人 |
| 合計 | 2,307人 |
フットヒル・デアンザ学区は、UCへの留学生の編入受け入れ数で全米1位であることを公表しています。「入りやすく、出口が広い」のがこのカレッジの構造です。編入の流れは4年制大学への編入についてのページで解説しています。
UCの最低出願要件は、編入可能科目のGPAが2.4(カリフォルニア州内在住者)/2.8(州外・留学生)です。ただしこれは「出願できる下限」であり、合格ラインではありません。
実際の合格水準は、志望キャンパスと専攻によって大きく変わります。UCLAのように合格者GPAが3.84〜4.00のケースもあれば、比較的低いGPAでも合格が出るキャンパスもあります。UCの一部キャンパス(デービス、アーバイン、マーセド、リバーサイド、サンタバーバラ、サンタクルーズ)には、条件を満たすと合格が保証されるTAG(Transfer Admission Guarantee)もあり、GPAに不安がある場合の現実的な選択肢になります。
デアンザカレッジのキャンパスには Transfer Center があり、各大学・各専攻の要件を個別に相談できます。入学後の早い段階で相談を始めることが、編入成功の分かれ目です。
| ターム | アメリカ国外からの出願 | アメリカ国内のF-1保有者 |
|---|---|---|
| 秋(9月開始) | 8月15日 | 9月10日 |
| 冬(1月開始) | 11月15日 | 12月5日 |
| 春(4月開始) | 2月15日 | 3月5日 |
| 夏(6月開始) | 4月15日 | 6月1日 |
出願書類の審査には4〜6週間かかります。そこからF-1ビザの取得(SEVIS費用の支払い、面接予約、大使館面接)が加わるため、準備開始から渡航まで2〜3か月を見込んでください。ビザ面接の予約が混み合う時期は、さらに余裕が必要です。手順は入学条件/出願方法のページにまとめています。
偏差値は存在しません。カリフォルニア州の公立コミュニティカレッジは原則オープンアドミッションで、入学試験も合否判定もないためです。学力の目安を知りたい場合は、編入先であるUCの合格者GPA(UCLAの場合3.84〜4.00)を基準に考えてください。
できます。提携する私立語学学校(EC USA、ELS、Kaplanなど)で規定レベルを修了すれば、TOEFLなどのスコアなしで本科に進めます。語学学校とカレッジをセットにしたパッケージプランをご案内できますので、公式窓口にご相談ください。
高校卒業の証明として成績証明書の提出は必要ですが、成績の高低で合否が決まることはありません。ただし編入時に評価されるのはカレッジでの成績だけです。1学期目から高いGPAを取る前提でコースを選ぶことをおすすめします。
両校は同じフットヒル・デアンザ学区に属し、出願要件・英語要件・学費・締切はすべて共通です。入りやすさに差はありません。違いは立地(デアンザはクパチーノ、フットヒルはロスアルトスヒルズ)と強い分野で、デアンザはIT・ビジネス・映画、フットヒルは医療系・看護系に定評があります。
難しい部類に入ります。UCLAはデアンザからの出願1,126人に対して合格率22%、合格者のGPAは3.84〜4.00です。一方でUCバークレーには177人、UCデービスには167人、UCサンディエゴには156人が2023〜2024年度に編入しています。志望校を1校に絞らず、複数のUC・CSUを併願する設計が現実的です。
書類審査に4〜6週間、ビザ取得を含めると合計で2〜3か月が目安です。たとえば秋学期(9月開始)を目指す場合、締切は8月15日ですが、実際には5〜6月には準備を始めておくと安心です。
株式会社LALALA Plusは、デアンザカレッジ/フットヒルカレッジの日本語公式出願窓口です。コース選び・入学時期のご相談・出願書類の確認と送付・ビザ申請サポートまで、すべて無料で対応しています。
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出典:De Anza College「F-1 International Student Costs」/Foothill & De Anza Colleges International Student Programs「Admission Requirements」/De Anza College 教育研究部門「Transfer to Four-Year Institution 2023-24」/UCLA Undergraduate Admission「Transfer Profile by California Community College — Fall 2025」/University of California 編入要件。いずれも2026年9月時点の公表値です。
